木には工業製品のように同じものは2個とありません。数十年~数百年という時間を生きてきた木を切り倒し、製材・乾燥を終え、その個々の杢目から癖を読み製品に仕上げていきます。その自然の力で作られた木に惚れ、物作りの楽しさにはまり木工の仕事をしています。
写真は、山桜・末口700㎜、長さ2400mm
山師に伐採をお願いして自分で山から出しているところです。毎年冬には、山に入り杉や檜を間伐し出しているのですがこんな大物を一人で出すのは初めてで重機が入れる所まで出すのには大変苦労しました。この重さは、この木が生きてきた時間なんだと感じずにはいられません。
木工房「ウッドワークス マツバラ」を設立して11年目となります。仕事の大半は、家具の注文ですが、たまに包丁の柄付けや農具の修理なども頼まれます。家具の修理では、それを作られた時代の仕事に感心させられ後の仕事に応用したりします。オーダー家具の場合、打合せからお届けするまでにどうしても時間がかかってしまいます。しかし、そうして時間と手間をかけて作られた物にはオーダーならではの何かを感じていただけると思います。
写真は、山桜を製材し乾燥させているところです。テーブルに使えそうな板が6枚取れました。
モアビ(W1150*H2200*D50)
こちらは、毎週木曜日の夜には、Jazz LiveをBGMに韓国料理をいただける 新羅会館・家族亭様より中国骨董の「花梨透し彫り・拭漆衝立」を使ってのVIPルーム用・自動ドアのご注文です。
枠材には、今や入手困難となってしまったマコレの長さ5400㎜幅1000㎜厚さ60㎜の大きな一枚板から木目の通った良い所を使用、木組みは「馬乗り4枚ホゾ・込み栓継ぎ」派手さは無いが存在感のある良い仕上がりとなりました。
LA KAMIO 古民家カフェ
まさに隠れ家的レストラン。ここに行くには峠をいくつも越え店に近づく頃には猿が道をふさぐ(たまにです)じつに良いです。建物は築100年以上の古民家をオーナーの個性的なセンスでリホームされています。食事は、スパイスの効いたカレーが最高に旨い(他のメニューもあります)食後のコーヒーを頂いていると自然の音以外そこには存在しないことに気づかされます。
そこでチークの古材でワークスタイルに仕上げたテーブルが建物に負けない存在感を出してくれています。カフェルームのテーブルは、5~6年前に井戸の蓋がほしいと注文いただき直径1500ミリ(丸)を厚さ15ミリのタモ材で制作させていただいた物を、オーナー自ら白いペンキで塗装されていました。それが年月とともにペンキが剥がれ汚れカビが付き、オーナーから「非常に良い雰囲気が出てるから、これでテーブルを作れないか」とご注文いただき脚部もそれに合わせて仕上げました。
LA KAMIO 三重県松阪市嬉野上小川町1139 TEL:0598-35-8010
営業時間:ランチのみ / 定休日:月曜、火曜
すごい一枚板から小さな材料まで販売するマルゴ木材さんのショップです。店内には、作家さんの小物から一枚板がところせましと展示販売されています。私もスツールと小物を出品しています。ぜひ近くに出かけられるときにはお立ち寄りください。
三重県松阪市飯高町作滝107-1
電話:0598-46-1991

